板取は山の中にあります。
周りは木々や草で囲まれています。
その中には薬草や山菜があちこちに普通に見られます。
その薬草と山菜を紹介します。
まずは、これから・・・・、
これは誰もが知っている「ドクダミ」。
近づくとほのか何をいがして、つぶすと強烈な臭いを発します。
薬効は、化膿性のはれものには、新鮮な葉を水洗いし、新聞紙等に包んで火に焙り、柔らかくなったら、はれものの大きさに折って、絆創膏で止めておくと、膿を吸い出し、はれがひきます。
利尿、便通及び高血圧予防には単独のドクダミ茶を用いますが、十薬20~30グラム、薏苡仁(よくいにん・ハトムギ)10グラムとを煎じ、お茶代わりに飲むと一層効き目があります。
便通を整え、十薬(じゅうやく)中のクエルチトリン、イソクエルチトリンの作用によって、緩下作用、利尿作用、血圧を降下する効果があります。
注意点としては、単独での服用時、体が冷えている時や体調の悪い場合には用いてはいけません。
食中り、下痢、慢性の胃腸病、便秘に効き目があり、煎じる場合は、時間をかけて十分煎じる必要があります。
注意点としては、単独での服用時、体が冷えている時や体調の悪い場合には用いてはいけません。
つぎはこれです。
あまり多くの人は知らないと思います。
名前は「ゲンノショウコ」
ゲンノショウコは、飲みすぎても便秘・下痢などの副作用がなく、優れた健胃整腸剤といえます。
下痢止めに1日量20グラムに、水0.5リットルを加えて、煎じながら約半量まで煮詰めたものをこして、温かくし、適宜2回に分けて服用します。
胃腸の弱い人は、お茶代わりに飲んでもよく、利尿の目的で使用するときは、10~15グラムを1日量として、0.5リットルの水を加えて、5~10分煎じ、3回に分けて食間に服用します。
高血圧予防には、ゲンノショウコ10グラム、ドクダミ10グラム、決明子(けつめいし)を少し炒ったもの5グラムを土瓶などで煎じて、お茶代わりに飲むとよく効くとされます。
しぶり腹、冷え性、婦人の血の道には、ゲンノショウコ風呂(ゲンノショウコ100グラムとヨモギ100グラム)を用います。
そして誰もが興味津津な山菜です。
ご存じの「フキ」
そして、「三つ葉」
なんでこんなところに・・・・・なんて思いましたが、種が落ちたんでしょうね。
ここのミツバは日が当たって小さいですが、林の中は日当たりが悪いので大きく育っています。
他にもタケノコや水ぶき、コゴミなどが自然に目に入ります。
私としては山菜として特に興味はなく、採ってまで食べようとは思いません。
一つの季節を感じさせてくれる野菜ですが・・・・・・。
こう書くと大勢の人が板取目がけてやって来るかもしれませんが、イラクサには気をつけてください。
手を伸ばした先にはとげが待っている・・・・・かもですから。