2013年3月30日土曜日

水源の清掃

上水道がない板取では定期的に水源の清掃をしなければ水を確保することができません。

 清掃をする時はだいたい泥や枯れ葉が溜まったりして塞ぐからですが、季節の変わり目や大雨が降ったあとには清掃をするようです。

 先日、板取に住む方から連絡が入って清掃に行きました。

 初めての経験でした。

 この谷の向こうに水源はあります。
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 堀切のような道を上っていきます。
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 ずいぶん昔に作られたタンク。
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 ここでいったん水を溜めて浮遊物を沈殿させ、これが飲料水などになりますます。

水の取り入れ口の清掃

 どこに住むにもまず水の確保が大切です。

 それは板取の場合も同じ。

 先日板取に住む方から「水の出が悪くなったので掃除に行きます。」と言われ、まだその取水口がどこにあるのか知らなかったので一緒に出かけることにしました。
 
 この谷の向こうに取水口があります。
 

 昔の街道なんでしょうか、堀切のような山道を上っていきます。
 


 昔作られたタンク。

 今も現役です。

2013年3月26日火曜日

お知らせ

 昨年、雪で屋根が抜け落ちた板取の茅葺きの家。

 四軒あるうち一軒だけには人が住んでいますが、残りの三軒は人が住んでいなくて管理されていません。

 そんな状況を目の当たりにして、一軒借りることにしました。

 板取は冬の積雪が2メートルから3メートルくらい積もるので、雪除けが重労働です。

 こんな現状だから人が住まなくなり廃村になりました。

 現在すんでいる人は元の住民ではなく、町が募ったところ応募してきた家族です。

 戦国時代からの歴史がある北国街道沿いに位置してきたために発達してきました。

 そんな歴史と茅葺き屋根と囲炉裏の暮らしをお届けします。


   秋の板取宿
 
 

2013年3月17日日曜日

板取宿(茅葺き屋根の家)

 だいぶ修繕が進んできました。

 が、はがした床板が多く出てきたので囲炉裏で燃やしているんですが、その量が多いのでなかなか家の掃除ができません。

 やっとこれだけになりました。
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 これでも半分以上燃やした残りの木です。

 家の玄関の前にも木を置いています。
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 今日もお客さんが来られました。
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 今日は京都から6人の方が来られました。

 囲炉裏に火を入れるのは一日中ではないんですが、それでも訪れる人がいます。
 
 やはり国道365号線沿いにあり、国道からも良く見えるからでしょうか。

 まだ床は乾かしている段階ですが、それが終わったら畳を入れて今60代の人が過ごした少年期の雰囲気を出そうと思います。

 ほしかったステレオやラジオ。

 勉強した机や椅子などを置いて、その当時を少しでも再現したいと思います。

 今後は部屋をつくりあげていく様子もお知らせしようと思いますので、お楽しみに。





2013年3月7日木曜日

通れるようになりました!!

 長い冬も終わりに近づいてきました。

 ここ板取宿にも春は確実に近づいてきていて、最近北国街道の除雪が行われました。

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 まだ入り口近くの駐車場は除雪していないのですが、今庄365スキー場に上る付近にちょっとした駐車場があるのでそこに止めれば上ってこられます。

 空けられた道を上っていくと最近の雪で壊れた家が見えます。

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 さらに上っていくと・・・・・見えてきました。

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