家の廻りの雪囲いも終わって後はお正月を迎えるだけになりました。
少し屋根に雪も積もって、お正月らしい雰囲気になりそうです。
玄関には正月飾りを飾って・・・・、
部屋には鏡餅を置きました。
部屋もきれいに掃除をして火鉢を置きました。
キュ-ちゃんが栃の木峠の麓にある板取に住むことになりました。
住む家は茅葺き屋根の家で囲炉裏があります。
栃の木峠は京と北陸(越の国)を分けていた峠です。
この峠を通る北国街道は柴田勝家が織田信長の居城安土城へ参拝のため改修した道で、ずっと昔のことでした。
2016年12月29日木曜日
雪囲い
雪国ではどこでも冬の雪に備えて準備をします。
冬の食料の確保には野菜の貯蔵のために昔は室などを作りました。
でも現在ではむろを作る家はほとんどなくなり、スーパーに行けば冬の備えをしていなくても事足りる世の中になりました。
便利な世の中になったものです。
暖をとるための薪や焚きつけなども冬の前に準備しておくのが常でしたが、今では便利な石油ファンヒーターや電気こたつがあります。
板取にも石油ファンヒータや電気こたつはありますが、家のことを考えるとやはり囲炉裏で火を焚くことは続けなければいけません。
積雪から家を守る雪囲いも冬の仕事です。
直接雪は家に触れると痛むのが早くなるので、触れさせないように家を囲むのです。
その雪囲いをしました。
玄関の入り口の上に置いてある雪囲い用の板を降ろして・・・・・、
玄関口の雪囲いを組み立てました。
これは途中の姿で、入口は開けて置いて後は全部塞ぎます。
冬の食料の確保には野菜の貯蔵のために昔は室などを作りました。
でも現在ではむろを作る家はほとんどなくなり、スーパーに行けば冬の備えをしていなくても事足りる世の中になりました。
便利な世の中になったものです。
暖をとるための薪や焚きつけなども冬の前に準備しておくのが常でしたが、今では便利な石油ファンヒーターや電気こたつがあります。
板取にも石油ファンヒータや電気こたつはありますが、家のことを考えるとやはり囲炉裏で火を焚くことは続けなければいけません。
積雪から家を守る雪囲いも冬の仕事です。
直接雪は家に触れると痛むのが早くなるので、触れさせないように家を囲むのです。
その雪囲いをしました。
玄関の入り口の上に置いてある雪囲い用の板を降ろして・・・・・、
玄関口の雪囲いを組み立てました。
これは途中の姿で、入口は開けて置いて後は全部塞ぎます。
2016年12月1日木曜日
煙突そうじ
囲炉裏に置いてあるストーブの煙突掃除をしました。
煙突掃除は定期的に行わないと、中に煤が溜まって煙がうまく流れなくなるから。
それで掃除をしました。
まず煙突を外して、各パーツに分解します。
中を覗くと・・・・
こんなに煤が溜まってました。
この煤をブラシでこすり落として・・・・
煤がこれだけ溜まったということは、何もしなければこれだけの煤が家の中に充満するということです。
なので定期的に煙突掃除をしなくてはいけません。
煙突を外に出すという方法もあるんですが、家の中を乾かしたいためにわざと煙突の煙を家の中に出すようにしています。
その為家の中は煤だらけです。
でもこれは仕方がないことだと思っています。
昔の人はこのような状況の中で生活してきた訳です。
しかし、煙たいのはなかなか馴染めませんね。
煙突掃除は定期的に行わないと、中に煤が溜まって煙がうまく流れなくなるから。
それで掃除をしました。
まず煙突を外して、各パーツに分解します。
中を覗くと・・・・
こんなに煤が溜まってました。
この煤をブラシでこすり落として・・・・
煤がこれだけ溜まったということは、何もしなければこれだけの煤が家の中に充満するということです。
なので定期的に煙突掃除をしなくてはいけません。
煙突を外に出すという方法もあるんですが、家の中を乾かしたいためにわざと煙突の煙を家の中に出すようにしています。
その為家の中は煤だらけです。
でもこれは仕方がないことだと思っています。
昔の人はこのような状況の中で生活してきた訳です。
しかし、煙たいのはなかなか馴染めませんね。
2016年11月24日木曜日
2016年11月14日月曜日
秋
板取の秋が深まってきました。
いよいよ冬への準備です。
敦賀方面から来ると、木の芽峠トンネルを抜けると視界が一気に広がって、板取を見下ろす格好になります。
山には杉の木の緑と落葉樹が秋色に色づいて綺麗な対比を見せています。
看板のところを右に曲がって今庄365スキー場に向かって登っていきます。
眼下に国道365号線が走っています。
向かいの山は紅葉と杉の緑がコントラストを奏でています。
ここから板取に入っていきます。
板取の近くには何台も車を停められる駐車場が無いので困りものです。
スキーシーズンに使われる駐車場はありますが、ちょっと離れているので使いづらいです。
板取の存在を知ってほしくはあるけれど、あまり人が多く来られると対応が出来ません。
観光ボランティア協会に所属しているので団体ツアーなどがあると事前に時間や人数を知らせてくれるので対応できますが、ふらっと立ち寄られる場合には対応できません。
また何時でも家が開いてる訳ではないので家の中に入ってもらうことさえできません。
単に家の外側だけを見てもらうのは他の観光地と同じになってしまいますので、それは避けたいと思っています。
ベンチなどに腰をかけてのんびりしてもらい、良い処だと思って欲しいと思います。
また来たいと思ってもらえるようなみんなの故郷を目指して・・・・・。
いよいよ冬への準備です。
敦賀方面から来ると、木の芽峠トンネルを抜けると視界が一気に広がって、板取を見下ろす格好になります。
山には杉の木の緑と落葉樹が秋色に色づいて綺麗な対比を見せています。
看板のところを右に曲がって今庄365スキー場に向かって登っていきます。
眼下に国道365号線が走っています。
向かいの山は紅葉と杉の緑がコントラストを奏でています。
ここから板取に入っていきます。
板取の近くには何台も車を停められる駐車場が無いので困りものです。
スキーシーズンに使われる駐車場はありますが、ちょっと離れているので使いづらいです。
板取の存在を知ってほしくはあるけれど、あまり人が多く来られると対応が出来ません。
観光ボランティア協会に所属しているので団体ツアーなどがあると事前に時間や人数を知らせてくれるので対応できますが、ふらっと立ち寄られる場合には対応できません。
また何時でも家が開いてる訳ではないので家の中に入ってもらうことさえできません。
単に家の外側だけを見てもらうのは他の観光地と同じになってしまいますので、それは避けたいと思っています。
ベンチなどに腰をかけてのんびりしてもらい、良い処だと思って欲しいと思います。
また来たいと思ってもらえるようなみんなの故郷を目指して・・・・・。
2016年11月12日土曜日
冬の用意
板取にも秋がやってきました。
ここは山の上なのでちょっと平地よりは早い秋です。
もう木枯らしが吹き始め、寒い日が続きました。
そこで冬の支度を始めました。
まずはコタツを出して、ヌクヌクな生活が出来るようにしました。
一年ぶりなので、ちょっとカビ臭い!
畳も干して、コタツも入れて、練炭火鉢も入れて、もう完璧です。
この部屋にはコタツはありません。
ちょっと寒いでしょうか?
これが練炭火鉢
練炭を入れて火を付けると約12時間以上持ちます。
この上に網を置いて、お餅なんかを焼くのもいいですね。
ただちょっと難点が・・・・・。
最近はマッチ一本で点く様になっているんですが、燃え始めがちょっと臭い!!
原料に石炭を使っているから仕方がないのかもしれませんが・・・・。
これさえなければ文句ないんですけど・・・・。
ここは山の上なのでちょっと平地よりは早い秋です。
もう木枯らしが吹き始め、寒い日が続きました。
そこで冬の支度を始めました。
まずはコタツを出して、ヌクヌクな生活が出来るようにしました。
一年ぶりなので、ちょっとカビ臭い!
畳も干して、コタツも入れて、練炭火鉢も入れて、もう完璧です。
この部屋にはコタツはありません。
ちょっと寒いでしょうか?
これが練炭火鉢
練炭を入れて火を付けると約12時間以上持ちます。
この上に網を置いて、お餅なんかを焼くのもいいですね。
ただちょっと難点が・・・・・。
最近はマッチ一本で点く様になっているんですが、燃え始めがちょっと臭い!!
原料に石炭を使っているから仕方がないのかもしれませんが・・・・。
これさえなければ文句ないんですけど・・・・。
2016年11月10日木曜日
畳の乾燥
2016年10月9日日曜日
モンペ
昔の人が着ていた野良着。
今では使う人もいなくなり、見ることも無くなりました。
ある日、旧武生市内を歩いていると古着屋さんがあったので、何気なく古着を探していたら・・・・見つけました。
さっそく大きなものを探して買うことにしました。
家に持って帰って履いてみると・・・・・・・、ちょっと小さい。
考えれば、昔の人は今の現代人よりも小さかったんですね。
だから、小さくても当たり前です。
昔はファスナーなんてものは無いので、前の方は重ねられるようになっています。
また、もよおした時にはそこらあたりで用を足せるようにと考えられていて、前を簡単に開けられるようになっているようです。
でも、こんなものをはいて外で野良仕事をしていたら、きっとびっくりするでしょうね。
それを狙っているんですが・・・・・。
今では使う人もいなくなり、見ることも無くなりました。
ある日、旧武生市内を歩いていると古着屋さんがあったので、何気なく古着を探していたら・・・・見つけました。
さっそく大きなものを探して買うことにしました。
家に持って帰って履いてみると・・・・・・・、ちょっと小さい。
考えれば、昔の人は今の現代人よりも小さかったんですね。
だから、小さくても当たり前です。
昔はファスナーなんてものは無いので、前の方は重ねられるようになっています。
また、もよおした時にはそこらあたりで用を足せるようにと考えられていて、前を簡単に開けられるようになっているようです。
でも、こんなものをはいて外で野良仕事をしていたら、きっとびっくりするでしょうね。
それを狙っているんですが・・・・・。
2016年9月29日木曜日
2016年9月28日水曜日
五徳の取り付け
2016年7月25日月曜日
2016年6月16日木曜日
2016年6月6日月曜日
泥の取り出し
板取宿で使っている水は谷川の水です。
昔から集落の飲料水は谷川の水を使っていたんですが、何故かここは他の地区と違って上水設備がありません。
谷川に堰が作られているんですが、随分と昔の話です。
取水口が谷川ということもあって雨が降ったりすると泥が堰に溜まります。
それを定期的に取り除かないと水に困ります。
今日はその泥を取り除きに住民の方と一緒に山に上がってきました。
席は草に覆われていました。
泥を取り除くとパイプが見えてきます。
このパイプより上に泥が覆っていると水は取れません。
近くには鹿の足跡が・・・・・。
今は大雨は降ってませんが、梅雨時や台風が来ると頻度をあげて泥掃除に山に上がらないといけません。
昔の人はこのようにして水を確保していたんですね。
私が子供の頃にも山に上がって掃除をした記憶があります。
子供も大人も山に上がって泥を取り除きました、これは村仕事でした。
昔から集落の飲料水は谷川の水を使っていたんですが、何故かここは他の地区と違って上水設備がありません。
谷川に堰が作られているんですが、随分と昔の話です。
取水口が谷川ということもあって雨が降ったりすると泥が堰に溜まります。
それを定期的に取り除かないと水に困ります。
今日はその泥を取り除きに住民の方と一緒に山に上がってきました。
席は草に覆われていました。
泥を取り除くとパイプが見えてきます。
近くには鹿の足跡が・・・・・。
今は大雨は降ってませんが、梅雨時や台風が来ると頻度をあげて泥掃除に山に上がらないといけません。
昔の人はこのようにして水を確保していたんですね。
私が子供の頃にも山に上がって掃除をした記憶があります。
子供も大人も山に上がって泥を取り除きました、これは村仕事でした。
2016年6月2日木曜日
2016年5月26日木曜日
しし鍋を囲んで
きのう板取にお客さんが10名来られました。
お客さんとは私が参加させてもらっている朝会(倫理法人会)の方々です。
板取の囲炉裏を囲んでしし鍋と焼き肉をみんなで食べました。
みんなでビールを飲みながらワイワイガヤガヤと楽しい時間を過ごすことが出来ました。
囲炉裏の周りには8名くらいしか座れないんですが、それでも代りばんこにストーブの上で焼いている猪肉に箸を伸ばして食べました。
私がこの家を借りて管理しているのは、隣の家の屋根が落ちたのを見て「なんとかしなければ・・・・」と思ったのがきっかけです。
茅葺きの家は特に家の中を乾かさないと直ぐにカビてきて痛みます。
それを防ぐにはこまめに窓を開けて空気を入れ替えたり、囲炉裏で火を焚いて乾かすことです。
一にも二にもこれが絶対に必要です。
それには薪を確保しなければいけませんし、火を焚く時間も必要です。
趣味で行っていては、その人がいなくなって元の木阿弥になっては何をしているのか分かりません。
それで私がいなくなっても誰かが管理を申し出てくるような仕組みを作らなければ・・・・と考えています。
町にはその旨を話していますが、まだ最終的な結論は出ていません。
もう少し時間がかかるかもしれませんが、時間がかかってもやりぬこうと思っています。
大勢の人に来てもらい、利用して貰うことによって家の良さを感じてもらえれば残そうと考える人も増えると考えています。
また、外国の方にも見てほしいと思っています。
特にもっと発展したいと考えている国々の方に見てほしいです。
「おしん」のように努力すれば孫の代には日本の様に発展するんだということを分かってもらう原点に出来れば・・・と考えています。
日本人だけではなく、外国の人にも勇気を与えられるような家にしたいと思います。
お客さんとは私が参加させてもらっている朝会(倫理法人会)の方々です。
板取の囲炉裏を囲んでしし鍋と焼き肉をみんなで食べました。
みんなでビールを飲みながらワイワイガヤガヤと楽しい時間を過ごすことが出来ました。
囲炉裏の周りには8名くらいしか座れないんですが、それでも代りばんこにストーブの上で焼いている猪肉に箸を伸ばして食べました。
私がこの家を借りて管理しているのは、隣の家の屋根が落ちたのを見て「なんとかしなければ・・・・」と思ったのがきっかけです。
茅葺きの家は特に家の中を乾かさないと直ぐにカビてきて痛みます。
それを防ぐにはこまめに窓を開けて空気を入れ替えたり、囲炉裏で火を焚いて乾かすことです。
一にも二にもこれが絶対に必要です。
それには薪を確保しなければいけませんし、火を焚く時間も必要です。
趣味で行っていては、その人がいなくなって元の木阿弥になっては何をしているのか分かりません。
それで私がいなくなっても誰かが管理を申し出てくるような仕組みを作らなければ・・・・と考えています。
町にはその旨を話していますが、まだ最終的な結論は出ていません。
もう少し時間がかかるかもしれませんが、時間がかかってもやりぬこうと思っています。
大勢の人に来てもらい、利用して貰うことによって家の良さを感じてもらえれば残そうと考える人も増えると考えています。
また、外国の方にも見てほしいと思っています。
特にもっと発展したいと考えている国々の方に見てほしいです。
「おしん」のように努力すれば孫の代には日本の様に発展するんだということを分かってもらう原点に出来れば・・・と考えています。
日本人だけではなく、外国の人にも勇気を与えられるような家にしたいと思います。
2016年5月15日日曜日
2016年5月4日水曜日
茅場の整備
今日、ススキを刈り取ることを願いしている田んぼに残っているススキを刈り取りました。
本来ならススキは秋の終わりに刈り取るものなんですが、刈り取る時に昨年のススキが混ざらないようにするために刈り取りました。
同じ枯れたススキなのに1年置くとどうしていけないのか、と言う疑問があると思います。
その理由は1年前のススキだと腐っている可能性があるからです。
腐ったススキと今年のススキが混ざると、差し茅や屋根の葺き替えをした時に屋根が腐りやすくなるからです。
なので古い茅はなるべく混ざらないようにする必要があります。
と言う意味もあって昨年のススキを刈り取りました。
草刈り機で刈り取るのでそんなに時間はかかりませんでした。
この写真ではよく分からないと思いますが、広さは約1反ぐらいだと思います。
これが刈り取った後。
刈り取る理由はもう一つあります。
それは屋根材としてのススキは細くて長い方が良いのです。
理由は葺いた時に屋根が締まるからです。
太いススキと細いススキを比べると、細い方が閉めた時に空隙があまり出来ません。
これは雨が浸み込み難いということです。
なので細くて長いススキの方が良いのです。
また長さは1.8メートル以上あればいいススキです。
屋根をふく時に長ければ長いだけ重なる部分が多くなって抵抗が増えて抜けにくくなります。
また差し茅をする時にも多く使えるので長い方が良いのです。
今の時期は新芽も少し伸びてきましたが、その新芽も少しばかり刈りました。
こうすれば細いススキが出来るのでは・・・・と考えてのことです。
これは実験なので上手くいくかどうかは分かりませんが、上手くいけば今後はこのようにしていこうと思っています。
本来ならススキは秋の終わりに刈り取るものなんですが、刈り取る時に昨年のススキが混ざらないようにするために刈り取りました。
同じ枯れたススキなのに1年置くとどうしていけないのか、と言う疑問があると思います。
その理由は1年前のススキだと腐っている可能性があるからです。
腐ったススキと今年のススキが混ざると、差し茅や屋根の葺き替えをした時に屋根が腐りやすくなるからです。
なので古い茅はなるべく混ざらないようにする必要があります。
と言う意味もあって昨年のススキを刈り取りました。
草刈り機で刈り取るのでそんなに時間はかかりませんでした。
この写真ではよく分からないと思いますが、広さは約1反ぐらいだと思います。
これが刈り取った後。
刈り取る理由はもう一つあります。
それは屋根材としてのススキは細くて長い方が良いのです。
理由は葺いた時に屋根が締まるからです。
太いススキと細いススキを比べると、細い方が閉めた時に空隙があまり出来ません。
これは雨が浸み込み難いということです。
なので細くて長いススキの方が良いのです。
また長さは1.8メートル以上あればいいススキです。
屋根をふく時に長ければ長いだけ重なる部分が多くなって抵抗が増えて抜けにくくなります。
また差し茅をする時にも多く使えるので長い方が良いのです。
今の時期は新芽も少し伸びてきましたが、その新芽も少しばかり刈りました。
こうすれば細いススキが出来るのでは・・・・と考えてのことです。
これは実験なので上手くいくかどうかは分かりませんが、上手くいけば今後はこのようにしていこうと思っています。
2016年4月28日木曜日
ススキの刈り取り(春)
茅葺き屋の家には屋根をふき替えるための茅が必要です。
ところが需要(茅葺き屋根の家)が少ないためススキを生産しているところはあまりありません。
福井県でもご多分にもれず、茅を本格的に生産しているところはありません。
そうなると自前で確保するしかないのですが、板取ではなるべく自前で茅を確保しようとしています。
幸いにも板取には茅葺き屋根の家が残っていて、囲炉裏で火を焚いているから昔ながらの燻された茅が出来ます。
刈る前のススキ
燻された茅は腐り難くなるため長く持つようになります。
ほとんど売られている茅は乾燥して保管しているだけなので、腐りやすくなります。
板取ではこの点に注目して、燻された茅の生産を目指しています。
今年は実験のために一度葉っぱが出てきた春先にススキを刈りました。
刈った後
ススキはなるべく長くて真直ぐなものが良いのですが、長く放置されていたために茎は太くなって秋の終わりごろになると曲がってしまいます。
そこでなるべく細いススキにするために、春先に一度かることにしたのです。
これは実験なので結果がどうなるかは分かりませんが、うまくいかなければもう一度考えます。
成功すれば他のススキにも応用しようと思っています。
これは私の考えですが、燻されたススキが作れるようになりある程度の量が確保できれば産業化も夢ではないと思っています。
夢で終わらせたくないです。
ところが需要(茅葺き屋根の家)が少ないためススキを生産しているところはあまりありません。
福井県でもご多分にもれず、茅を本格的に生産しているところはありません。
そうなると自前で確保するしかないのですが、板取ではなるべく自前で茅を確保しようとしています。
幸いにも板取には茅葺き屋根の家が残っていて、囲炉裏で火を焚いているから昔ながらの燻された茅が出来ます。
刈る前のススキ
燻された茅は腐り難くなるため長く持つようになります。
ほとんど売られている茅は乾燥して保管しているだけなので、腐りやすくなります。
板取ではこの点に注目して、燻された茅の生産を目指しています。
今年は実験のために一度葉っぱが出てきた春先にススキを刈りました。
刈った後
ススキはなるべく長くて真直ぐなものが良いのですが、長く放置されていたために茎は太くなって秋の終わりごろになると曲がってしまいます。
そこでなるべく細いススキにするために、春先に一度かることにしたのです。
これは実験なので結果がどうなるかは分かりませんが、うまくいかなければもう一度考えます。
成功すれば他のススキにも応用しようと思っています。
これは私の考えですが、燻されたススキが作れるようになりある程度の量が確保できれば産業化も夢ではないと思っています。
夢で終わらせたくないです。
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