きのう板取にお客さんが10名来られました。
お客さんとは私が参加させてもらっている朝会(倫理法人会)の方々です。
板取の囲炉裏を囲んでしし鍋と焼き肉をみんなで食べました。
みんなでビールを飲みながらワイワイガヤガヤと楽しい時間を過ごすことが出来ました。
囲炉裏の周りには8名くらいしか座れないんですが、それでも代りばんこにストーブの上で焼いている猪肉に箸を伸ばして食べました。
私がこの家を借りて管理しているのは、隣の家の屋根が落ちたのを見て「なんとかしなければ・・・・」と思ったのがきっかけです。
茅葺きの家は特に家の中を乾かさないと直ぐにカビてきて痛みます。
それを防ぐにはこまめに窓を開けて空気を入れ替えたり、囲炉裏で火を焚いて乾かすことです。
一にも二にもこれが絶対に必要です。
それには薪を確保しなければいけませんし、火を焚く時間も必要です。
趣味で行っていては、その人がいなくなって元の木阿弥になっては何をしているのか分かりません。
それで私がいなくなっても誰かが管理を申し出てくるような仕組みを作らなければ・・・・と考えています。
町にはその旨を話していますが、まだ最終的な結論は出ていません。
もう少し時間がかかるかもしれませんが、時間がかかってもやりぬこうと思っています。
大勢の人に来てもらい、利用して貰うことによって家の良さを感じてもらえれば残そうと考える人も増えると考えています。
また、外国の方にも見てほしいと思っています。
特にもっと発展したいと考えている国々の方に見てほしいです。
「おしん」のように努力すれば孫の代には日本の様に発展するんだということを分かってもらう原点に出来れば・・・と考えています。
日本人だけではなく、外国の人にも勇気を与えられるような家にしたいと思います。
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