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2017年5月13日土曜日

屋根材(ススキ)の作り方

 昨年末に刈り取ったススキを車庫に保管して置いたんですが、季節もよくなってきたので束にして纏めて屋根裏に補完することにしました。

 昨年刈り取ったススキはこれだけではないんですが、雪囲いをしてしまったため板取に持って行けない分を車庫に保管してました。

 写真では少なく見えますが、
 

 実際にはこれだけあります。


 縄で束ねて持ち運びしやすいようにしました。


茅材として必要な長さは1.8メートル以上のススキですが、太さもあまり太いものだと緻密にならないので、細いススキが良いものだと言われます。

 でも細ければ長さが短くなってしまうし、曲がり易くもなるので、なかなか良いススキを見つけるのは難しいですね。

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2016年5月4日水曜日

茅場の整備

 今日、ススキを刈り取ることを願いしている田んぼに残っているススキを刈り取りました。

 本来ならススキは秋の終わりに刈り取るものなんですが、刈り取る時に昨年のススキが混ざらないようにするために刈り取りました。

 同じ枯れたススキなのに1年置くとどうしていけないのか、と言う疑問があると思います。

 その理由は1年前のススキだと腐っている可能性があるからです。

 腐ったススキと今年のススキが混ざると、差し茅や屋根の葺き替えをした時に屋根が腐りやすくなるからです。

 なので古い茅はなるべく混ざらないようにする必要があります。

 と言う意味もあって昨年のススキを刈り取りました。


 

 草刈り機で刈り取るのでそんなに時間はかかりませんでした。

 この写真ではよく分からないと思いますが、広さは約1反ぐらいだと思います。


 これが刈り取った後。

 

 刈り取る理由はもう一つあります。

 それは屋根材としてのススキは細くて長い方が良いのです。

 理由は葺いた時に屋根が締まるからです。

 太いススキと細いススキを比べると、細い方が閉めた時に空隙があまり出来ません。

 これは雨が浸み込み難いということです。

 なので細くて長いススキの方が良いのです。

 また長さは1.8メートル以上あればいいススキです。

 屋根をふく時に長ければ長いだけ重なる部分が多くなって抵抗が増えて抜けにくくなります。

 また差し茅をする時にも多く使えるので長い方が良いのです。

 今の時期は新芽も少し伸びてきましたが、その新芽も少しばかり刈りました。

 こうすれば細いススキが出来るのでは・・・・と考えてのことです。

 これは実験なので上手くいくかどうかは分かりませんが、上手くいけば今後はこのようにしていこうと思っています。







2016年4月28日木曜日

ススキの刈り取り(春)

 茅葺き屋の家には屋根をふき替えるための茅が必要です。

 ところが需要(茅葺き屋根の家)が少ないためススキを生産しているところはあまりありません。

 福井県でもご多分にもれず、茅を本格的に生産しているところはありません。

 そうなると自前で確保するしかないのですが、板取ではなるべく自前で茅を確保しようとしています。

 幸いにも板取には茅葺き屋根の家が残っていて、囲炉裏で火を焚いているから昔ながらの燻された茅が出来ます。

 刈る前のススキ
 

 燻された茅は腐り難くなるため長く持つようになります。

 ほとんど売られている茅は乾燥して保管しているだけなので、腐りやすくなります。

 板取ではこの点に注目して、燻された茅の生産を目指しています。



 今年は実験のために一度葉っぱが出てきた春先にススキを刈りました。

 刈った後
 


 ススキはなるべく長くて真直ぐなものが良いのですが、長く放置されていたために茎は太くなって秋の終わりごろになると曲がってしまいます。

 そこでなるべく細いススキにするために、春先に一度かることにしたのです。

 これは実験なので結果がどうなるかは分かりませんが、うまくいかなければもう一度考えます。

 成功すれば他のススキにも応用しようと思っています。

 これは私の考えですが、燻されたススキが作れるようになりある程度の量が確保できれば産業化も夢ではないと思っています。

 夢で終わらせたくないです。







2015年4月21日火曜日

茅(ススキ)の生産

 茅葺き屋根の材料はススキです。

 どこにでも生えているススキです。

 でもこれがなかなか集まらない。

 理由は茅葺き屋根の家が少なくなってススキの需要が無くなったせいです。

 でも全く無くなった訳ではなく、そこそこ需要はあるんですが、ススキだけで生活が成り立たないために栽培していないのです。

 昔は集落内の各家で茅場を持っていて毎年刈り取りを行っていましたが、その茅場も杉などに代わってしまいました。

 屋根をふき替える時には各家が保管していたススキを持ち寄って屋根を葺いたそうです。

 京都の美山町の民宿に泊まった時にカヤを生産している会社があると聞いたので見せてもらいに行きました。

 川の向こうに茅場があります。

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 茅(ススキ)は秋の終わりに刈り取って野立てして冬を越します。
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 冬を越したススキは乾かした後、この倉庫に保管します。
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 倉庫にはススキと葦が保管されてました。

 これがススキ 
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 これが葦
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