今庄の特産品である吊るし柿。
この吊るし柿を吊るす縄は道端に生えている草を利用して作っています。
作るのは女性の仕事ですが、作れる人は年々少なくなってきました。
それで作る一連の方法を伝えるために、どの様な草を使い、どのようにして縄を綯うのかを初めから母に教えてもらいました。
これがその草です。
ミチシタといっている草です。
柿の木の周りに植えてあります。
写真だと分かり難いんですが、小さなススキみたいな草です。
この草を鎌で刈り取って固い茎の部分を木槌で叩いてほぐします。
この部分を充分に叩いてほぐしておかないと、縄を編む時に上手くなえません。
そして、拡げて乾かします。
乾かすと縮れて柔らかくなります。
あまり乾かすと折れ易くなって綯えなくなるので、注意が必要です。
乾いたミチシタは青草の良い臭いがします。
次はいよいよ縄をなう作業です。
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