2013年6月2日日曜日

茅葺きの家を管理するようになった訳(その2)

 特に家に関しての知識が全くない私に出来ることと言えば、火を焚くことでした。

 とにかく初めは火を焚いて家の中を乾かさなくては・・・・・、との思いで火を焚き始めました。

 それに加えて、家の中がカビ臭くてとてもじゃないけれど人が住めるような状況ではありませんでした。

 家から薪を運んで、とにかく燃やす・・・・・。

 いつこのカビ臭さが抜けるのか分からないけれど、抜けるまで燃やす。

 これだけでした。

 私が借りた時にはまだ雪もそんなには積もっていなかったので、薪を家まで運ぶことが出来ました。

 借りた当時(1月22日)はまだ雪が積もっていなかったので薪を運びました。

 

 幸いにも私は農家の息子だったので薪は余るほどありました。
 

 囲炉裏はこのような状況でした。
 

 で、とにかく燃やすことにしました。
 

 軽トラックで計2回運びました。









 しかし、時期は1月。

 雪がこのまま降らない訳はなく、すぐに1メートルを超す積雪がありました。

 こうなるとまず家までの道を作らないと・・・・・。
 

人一人が通れる道を踏み固めていきます。
 

 幸いに側溝の水が溢れて自然の融水路が出来てました。
 
 そこに雪を放り込んで溶かしていきます。

 家の横にも屋根からの雪が落ちてきて、その除雪をします。
 

 屋根は急なので自然落下するため屋根雪おろしはしなくてもいいんですが、落ちる時には一気に落ちるためものすごい音がします。
 


 このぐらいの雪はまだまだ少ない方で多い時には3メートルにもなります。

 こうなると1階の入り口からは入ることは出来ず、2階の窓から入ることになります。

 とにかく今年は雪が少なくて助かりました。

 これも温暖化に恵みでしょうか?

 続く・・・・・。



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