2026年5月7日木曜日

久々の掃除

家の中の掃除を久しぶりに始めました。

 長い間放ったらかしにしていたのでまずはキッチンの掃除から・・・・。

 想像以上に埃が積もっていました。

 
 

 ほったらかしと言っても毎年『雪囲い』は毎年行っていたし、家の中を乾かすのに窓を開けに行ったりはしていました。

 で、今年は洪水の後で行う本格的な掃除をしようと覚悟を決めて行きました。

 数年前の洪水が今庄地区を襲ったんですが、その時に板取にも相当な雨が降って泥水が家の中にまで入ってきました。

 幸い、床下浸水だったので大きな被害ではありませんでしたが・・・。

 とは言うものの水に浸かってから相当時間が経っているので、まずは囲炉裏に火を入れて家の中を乾かすことから始めました。

 その間に窓ガラスに引っ付いてるカメムシの退治をしたり、畳を上げてなるべく空気に曝すようなことをしました、畳を乾かせるためです。

 
 畳全部を上げたのでぐちゃぐちゃになってます。

 今の時期は湿度が低いので窓を開け放しておくと家の中がより乾燥しますね。

 丸々一日いたんですが、到底この一日の短期間では終わる筈もなく、あとどのくらいかかるのかは想像も尽きません。

 とにかく今はいつゴールするかを考えることなくやって行こうと思います。

 

2024年12月9日月曜日

初積雪

板取宿に雪が積もりました。

 雪とは言っても霰ですが・・・・。

 最近は来年になってから積もることが多かったように思いますが、今年の天気予報では等圧線が南北に混みあってるので雪が降りやすくなっています。

 この程度では根雪にはならないでしょうね。

 
 なんかちょっと傾いてるような気が・・・・・?!

 これだけの傾斜だと雪は積もらなくて滑り落ちます。

 
  雪囲いの板は半透明の波板とタケスを使ってます。

  理由は明かりが家に入ってくるようにするためです。

 
  逆光なので暗くなりました。

 今はまだ車で行けますが、雪が積もると歩いてしか行かないようになります。

 もうすぐ本格的な冬が訪れようとしています。

板取宿でやりたいこと!

当初、この家(竹澤家)に関わった時はとにかく放置して潰してはいけない!!と言うことでした。

 その後は少し考えが変化して、文化財として有効利用しなくては・・・に変わりました。

  囲炉裏に薪をくべながら、揺らぐ炎を見て考えました。

 単に趣味で終わらせないために何をしなければいけないのか・・・・。

 茅葺屋根の家を持っていると言うだけで羨ましがる人がいますが、この竹澤家は町の文化財となっているのでわがままは許されません。

 また、何れは管理出来なくなる日が来ますが、その時になって後を引き継いでくれる人がいないようでは何のために管理しているのか分からないようではだめだと思います。

 家の中を改造して住みやすくするという考えもありますが、後を引き継ぐ人がいなくてはこれまたなにをしているのか分かりません。

 雪深いところなので、これも考えなければいけない事です。

 今ここですべてを書くことは出来ませんが、つらつらと考えながら書いていこうと思います。

 どうぞお付き合いくださいませ。

 
 この看板を見て勘違いする人がいるんです。

 囲炉裏で火を焚くから『火遊び・・・』と名付けたんですけどね。


2024年12月5日木曜日

今年の雪囲い完了!!

今日、今年の雪囲いを作り終えました。

 ちょっとお天気が気になったんですが、今日で雪囲いを終えました。

 作るには支柱や板、波板、横棒が必要なんですが数が多いためどこに使われていたのかを覚えていません。

 なので今年は南北それぞれに番号を付けました。

 これで来年は少しは楽になると思います。

 
 玄関の雪囲いも終えました。

 南北に面した雪囲いを作る理由は屋根の形状にあります。

 屋根の傾斜が急なため雪が高く積もることはないんですが、積もるとすぐ落ちてくるため屋根の下は雪が高くなります。

 その雪が板塀に掛かるのを防ぐために雪囲いをするのです。

 少しでも板が傷まないようにとの配慮からです。

 只でさえ傷みやすいですから。

 










 家の後ろは雪囲いをしません。

 理由は崖になっていて雪が積もらないからです。

 さあ、これで何時雪が降ってきても大丈夫です?と思います。

 これからは囲炉裏で火を焚くために通うことになります。

今年の雪い囲い

約一年間のご無沙汰でした。

 今年もいつものように家の雪囲いを行っています。

 まだ全部は終わってないのですが、雨が降らない時に行います。

 今年はいろんなことがあって今までできなかったので、ついこの前から取り掛かっています。

 骨組を作れば後は板や波板を重ねていくだけなのであまり手間はかかりません。

 まだ玄関口はやってませんが、これもあまり時間はかからないので空き時間に行うつもりです。

 
 

 

 

 今まであまり囲炉裏で火を焚いてなかったので、これからはマメに火を焚こうと思います。

 家の横にあったナンテンの木を切ったんですが、すごくスッキリしました。

2024年10月19日土曜日

板取宿との馴れ初め

私が板取宿にある茅葺屋根の家を管理し始めたのはかれこれ10年以上になります。

 その当時は板取宿があるということは知っていましたが、そんなに興味はなかったです。

 それが関わりを持つようになった切っ掛けは、屋根が腐って落ちていたところを見たからです。

 このままでは何れ取り壊さなければならなくなる!?と思ったことが切っ掛けでした。

 その後、教育委員会に掛け合って管理させて貰うよになったんですけど、それまで時間が掛かった。

 そいうのも、その頃の町の方針として町外の人間に住みながら管理してほしいという方針がありました。

 私は今庄町民でしたので当然許可が下りないわけです。

 それを何回も交渉してやっと管理することが出来るようになりました。

 中に入ってまたまたビックリ!!

 畳は腐ってるわ、床板は腐ってるわ、部屋の中はかび臭くて、どうしたもんかいな・・・・??

 途方に暮れるばかりでした。

 えらいもんを引き受けたなと思いましたが、しゃーない!!

 やれるだけやろうと決めて先ずはカビ集を消すことから始めました。

 臭いを消すと言っても消臭剤では表面的なことなので根本的に消さなくては・・・・。

 とにかく部屋を乾かして・・・・。

 それには囲炉裏で火を焚くこと、これしかないと思い火を焚くことから始めました。

 それには薪がいりますが、町からは提供されないので自分で確保しないといけません。

 どうやって??

 幸い私の家には吊るし柿用の薪があったので、それを使うことにしました。

 かび臭さはなかなか消えませんでしたが、3~4年後にはやっと消えました。

 薪を燃やすと言っても一日に1~2時間じゃなく6~7時間は毎日燃やし続けたと思います。

 それでやっとカビ臭が消えました。

 茅葺屋根の家の保存にはとにかく家の中を乾かさなければいけないので、最良は火を焚くこと一択です。

 ただ住んでるだけとか、ファンヒーターは厳禁です。

 人間からもファンヒーターからも水分は出るのでカビにとっては繁殖するのに良い環境になります。

 細菌を培養するシャーレの中みたいです。

 特に夏場の気温が25℃以上、湿度が80%以上になれば爆発的に増殖します。

 これを守れば家は長持ちします。

 今日はこれまでとします。

 あまり書くと長文になってしまうので・・・・。

 
 もうすぐ冬が来ます。

 板取は雪が深いので毎年雪囲いは必須です。

 雪は降らないに越したことはないですけど、降った時に家を傷めるので雪囲いはしないといけませんね。


嬉しいお知らせ!!

嬉しいお知らせです!!

 ついに水道が整備されることになりました。

 今までは谷川の水を利用してたんですが、これをきれいな水道水にすることになりました。

  今年中に整備されるそうなんですが、これで一安心です。

 これで多くの人に利用してもらえそうです。

 お客さんにも喜んでもらえそうです。

 

 
 いろんな人に利用してもらって価値が出てくると思いますので、それまでお待ちください。

 それでは・・・・・。


2021年9月17日金曜日

屋根の補修が始まりました!!

 屋根の傷みが激しくなってようやく補修することになりました。

 茅葺の屋根はススキで葺いているためどうしても時間とともに痛んできます。

 それで差し茅や葺き替えを行うんですが、なかなかススキが手に入りません。

 日本全体で見れば育てているところもありますが、なにせ福井県から遠く離れているためこちらまで持ってくるのに運搬費がかかります。

 今でも多く茅葺の家が残っている地域では屋根の葺き替えを仕事にすることも出来ますが、そうでない地域ではどうしても仕事として成り立ちません。

 これも時代の流れで仕方がないのでしょうね。

 今年は3軒の家の屋根が補修の対象です。

 まずは家の周りに足場を築きます。

 
 屋根に苔が生えてるのが見えます。

 こちらは家の南側です。

 
 写真ではよく分かりませんが、屋根が凹んでいます。

 もう一つの屋根はだいぶ傷んでいます。

 
 ススキが抜けているのが分かります。

 ここまで痛んでしまうと直すのに時間とお金がかかります。


 工期はいつまでかかるとは聞いていませんが、雪が降る冬までには直してほしいものですね。

 

2021年8月20日金曜日

相当ヤバい屋根の状況

 以前化お願いしていた屋根の補修がようやく決まりました。

 昨年は予算がないと言うことで痛んでいることは分かっているものの、お金が無いと言うことで延び延びになっていたものです。

 これは予算が付いたというより、保険金が下りるというのが良いですが・・・・・。

 何はともあれ、屋根が補修されるのは良いことです。

 どんな屋根だったかと言うと・・・・・、こんな感じ。

 こちらが私んちの屋根。

 
  屋根の下の方が凹んでます。

  反対側(北側)の屋根

 
  こっち側で雨漏りが発生しました。

  一見大丈夫そうに見えるんですけどね。


 こっちがお隣さんちの屋根

 
  茅が抜けてるのが見えます。

  雨漏りはしないんでしょうか?

 これがお隣さんの裏側(西側)

 
  ブルーシートの下は相当痛んでいるようです。

 隣の家の屋根は葺き替えになるようで終わるのに時間がかかります。

 私んちは差し茅なので少し時間は短いそうです。

 屋根の補修が終われば雨漏りはしなくなるでしょうし、見た目もきれいになると思います。

 その時にはお知らせしますので、来てくださいね。

 お待ちしています。


2018年12月20日木曜日

雪が降る前に・・・・・(雪囲い)

 雪国の毎年の仕事の一つに『雪囲い』があります。

 雪で家の板塀が損壊するのを防ぐためです。

 今年も組み立てました。

 今年は昨年までと違って綺麗に出来たと思います。

 柱毎に柱を立てて横木を通します。

 
 

 柱と横木はテープで縛って崩れないように強くします。
 
 
 
 後は横木に沿って板を載せていきます。

 

 これで家と雪囲いの間に隙間が出来ました。
 
 

 これだけ隙間があれば大丈夫でしょう。

 これでいつ雪が降ってきても大丈夫です。

  

2018年9月17日月曜日

壁の補修

 今年の冬、家の中の配管が凍って割れてしまいました。

 割れたときはまだ水は漏れてなかったと思うんですが、春に近づくにつれて氷が解けて水が勢いよく漏れてきました。

 漏れ始めたのを気付いてのは少したってからで、気付いた時には壁が落ちていました。

 とにかく漏れてる水を止めて、落ちてきた土壁を始末しました。

 この写真は土壁を始末した後に撮ったもので、最初はあたり一面に泥と水が溢れていました。

 
 コンセントも近くにあったんですが、よく漏電しなかったと思います。

 業者の方に壁の補修をしてもらったんですが、煤で色が変わっていたので、新しい壁の色の二色になってしまいました。

 

 コンセントも取り付けて・・・・、
 
 きれいには仕上がったんですが、なんか色が・・・・・。

 元の色に戻るには囲炉裏に火を入れて煤がつくまで待たないといけないでしょうね。

 それまでどの位かかるか分かりません。

 水を流していたにもかかわらず配管が割れたので、今後どのように冬を過ごせばいいのか・・・・・。

 でも今回割れた配管は取ってしまったので、同じ場所では割れないと思います。


 

2018年5月5日土曜日

屋根の補修

 冬の雪の影響で、薪を積んである場所の屋根が落ちてしまいました。

 それで直すことにしたんですが、なにしろ工作というものに全然自信がない。

 でも放っておくと薪が雨に濡れてしまうので、やってみることにしました。

 
 屋根が落ちたのは家の屋根から雪が落ちてきて、当たったんだと思います。

 それに、もうだいぶ古くなっていましたから。

 

 まずコンパネを買ってきて足りない部分は板を継ぎ足して・・・・・。
 
 上には波板を載せて・・・・。

 やっと出来ました!!
 

 持ちた屋根は壊して燃やそうと思います。

 波板を曲がらずにきれいに切るのに自信がなかったんですが、時間をかければ何とかなるものだと思いました。

 これで見た目もきれいになりました。

 痕は薪を積み増すだけです。

2018年5月3日木曜日

板取の桜

 もう桜の時期は終わりましたが、板取にも何本か桜の木が植えてあります。

 ただ雪が深いためによく折れるので、なかなか手当てをすることが出来ません。

 

 雪が多かった今年は珍しく枝は折れませんでした。

 枝が伸びるとどうしても雪の影響を受け易くなって、折れてしまいます。

 それでも健気に春になると綺麗な花を見せてくれます。

 きっと板取を訪れる人も茅葺きの家と桜を見て心が躍るんではないでしょうか。

 あまり目立たずにひっそりと咲く桜。

 でも見ている人はいますね。

2018年5月2日水曜日

雪囲いの取り外し

 長い冬も終わって、雪も大分溶けたので雪囲いを取り外しました。

 家の周りを囲んでいた柱と板を解きほぐします。
 

 玄関の板も外します。
 

 これでスッキリしました!!
 
 
 
 外した柱や板は一所に固めて来年の冬までさよならです。

 今年の冬は雪の降り始めも早く長引きました。

 それでも時が来ればゆきは溶けるものです。

 こんな季節を生き抜いた人はきっと我慢強いんでしょうね。

 さて、ホコリが溜まっている部屋を掃除して、旅人を迎えられるようにします。

 

2018年4月8日日曜日

屋根のコケ取り

 今年の雪は大雪でした。

 雪が多いと茅葺きの屋根も痛みます。

 これは屋根に積もった雪がずり落ちる時に、茅も巻き込んで落ちるためです。

 また、屋根を長く持たせるために、屋根に生えたコケを取り除く必要があります。

 今年は、3月の雪が残る時期に行われました。
 


















 





 下にはブルーシートを敷いて、取り除かれたコケが散らばらないようにします。
 

 屋根は急こう配なので直接屋根の上にのぼることはありません。
 
 梯子に乗りながら、熊手でコケを取ります。

 こうやって見ると高所作業ですね。
 
 高所恐怖症の人には出来ません。
 
 こうやって手間暇をかけるからこそ残せる家です。

 板取にある4軒の茅葺き屋根の家は町の所有となっているからこそ出来るんでしょう。

 河原の屋根では毎年手間をかける必要もありませんが、茅葺きの家は時間とともに腐っていくので、手を加え続けることが必要です。

 こう考えると個人では持てない家ですね。