2013年11月12日火曜日

今庄の干し柿作り(その2)

 さて吊るし柿作りも2日目となりました。

 干し柿作りは連続して火を焚かなければいけないので作業は徹夜になります。

 柿の表面にうす皮が出来てすこし縮みかけたら種割という作業を行います。

 だいぶ飴色になりましたが、もう少し乾燥します。
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 熱の効率を上げるために隙間が出来ないようにさらにトタンを狭くしました。
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 薪をくべた後は火の具合を見てトタンで仕切ってしまいます。
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 そのまま乾燥だけしてしまうと柿が固くなってしまうのでそれを防ぐために種割と言う作業を行います。

 種割作業は両手の指先を使って種を解すようにして揉みほぐし全体が柔らかくなるまで揉み解します。
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 左が揉みほぐした後で右が揉み解す前の柿です。

 あまり力を入れすぎると皮が破けてしまいます。
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 こうなると商品にはなりません。

 この柿はむいた皮がくっついたまま乾かしたもので、これも商品にはなりません。
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 これは吊るす軸が折れてしまったものでこの後の感想が出来なくなり、これも商品にはなりません。
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 今まではあまり吊るし柿作りには熱心ではなかったんですが、板取に行ってからはなぜかしらしなければいけないと思うようになりました。

 これも環境が気持ちを変えたんでしょうか。

 子供のころに見よう見まねで覚えた記憶は今でも覚えているんですね。

 不思議なことです。

 板取には布団がないのでシュラフで寝ています。

 むかし買ったものですが、こんな時に役に立つなんて想像してませんでした。

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