冬の板取は訪れる人も無くひっそりとしています。
今年も昨年と同じように雪が少ないので、時間を見つけては板取に行って囲炉裏で火を焚くようにしています。
案外知られていないと思うのですが、板取の宿にはすぐに行けるということが。
もっと多くの人が気楽に来られて、昔の生活の様子がどのようなものだったのかを再現したいと思っています。
そして体験も。
そんな思いから始めた茅葺きの家の管理。
雪が溶けてちょっと歩いて来られるように今日も火を焚きます。
スキー場に上る途中で車を置いて道を下って行きます。
ほんの近くに道があるんですが目が山の方を向いているため見つけ難くなっています。
スキー場の上り口にある看板(赤いやつ)が見えます。
脇道から約20メートルくらい下るともう異次元の世界です。
水が溢れて自然の融雪装置になっています。
家の前の広い雪原にカマクラが作れそうです。
植えたクレソンは小さいながらも育っています。
家の大敵は雪。
こちら側では薪が雪を直接当たるのを防いでいます。
屋根からずり落ちた雪が板塀に直接接触してるので板を痛めます。
南天の木が今年も折れてしまいました。
昔の写真や絵などを見ると雪の対策と保温のために家の周りをススキで囲んでいます。
こうすれば雪が直接当たることはないので家も長持ちしたんでしょうね。
テレビも無くパソコンもないラジオだけの生活。
ラジオから聞こえてくる声が唯一人がここに居るよと知らせてくれます。
下界のわずらわしさから離れて器を休めに来てください。
そんな時間を提供します。
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