先日屋根の修繕が終わった板取宿に行ってきました。
修繕作業は9月から始まって11月に終わりました。
この一連の修繕作業は、木の芽峠にある茶屋から始まって板取宿の家屋3軒の合計4軒の修繕でした。
一連の屋根葺きの工程を見てきたわけではないんですが、茅で屋根を葺くと言うことは材料や職人さんの確保などで大変です。
ススキ(屋根の原材料)はいたるところに生えていますが、それらの有効利用はされていませんし、職人さんたちも茅を葺く家自体が少ないので高齢化が進んで、若い人が育っていません。
今回作業されていた職人さんは80歳代でした。
技術の伝承がとても気になります。
屋根の葺き替えが終わってきれいになった板取宿を紹介します。
この関所を超えると近江藩の木の本に抜けます。
修繕されたのは手前左の一軒と右の二軒です。
石垣と石階段だけが残っています。
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