秋も深まってススキも色づいてきました。
ススキは生命力が強く、空き地ならばどこにでも生えています。
耕作放棄地などにも生えていて周りの農家の頭痛の種になっています。
でも茅葺きの家にはなくてはならない草で周期的に屋根を葺き替える時に要るものです。
そのススキは秋の終わりに刈り取って保管しておきます。
昔は茅葺きの家の屋根裏に保管して葺き替えの時に利用しました。
そのススキを刈り取りました。
と言っても1人作業なのでそんなに多くは刈り取り出来ませんでしたが・・・・・。
ここが茅場です。
広さは一反ほどでしょうか。
ここは昔は畑だったところですが、今では柿の木が数本あるだけになってしまい、その他はススキで覆われてしまいました。
ススキの穂に作られたカヤネズミの巣がありました。
もう子ネズミは巣立っていませんでしたが、貴重なカヤネズミがここにもいるんだという事実が嬉しいですね。
軽トラックに積んで板取まで持っていきます。
板取では家を雪から守るために家の周りに立て掛けます。
雪囲いです。
写真くらいの量ではとても足りませんが、これから集めて昔の風情を出そうと思っています。
家の周りに立て掛けるのは、防寒の意味とススキを乾かす意味もあるようです。
もうあと少しです。
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