冬なので当たり前ですが・・・・寒い日が続いています。
でも2月に近くなってきたので雪もあまり降らなくなりました、今のところは。
一日の寒暖の差が大きくなると屋根に積もった雪が溶けてそれが朝方になって凍ってツララが出来ます。
一日中気温が上がらないと溶けずに残ります。
茅葺きの屋根はススキで出来ているので瓦の屋根のように大きなツララは出来ません。
屋根に積もった雪は屋根が急なので雪降ろしはしなくてもいいんですが、その代わり屋根からずり落ちた雪を除けるのに一苦労します。
固くなっているからです。
特に冷えた朝は表面が凍っていてカチカチになっているので、スコップが刺さりません。
その代わり雪の上を歩けるんですが。
気温が上がって暖かくなったり寒くなったりして雪は溶けて行って地面が出てきます。
するとそこには雪の下でも青々とした草が葉っぱを広げて春を待っている姿を見ることが出来ます。
冬なる前には葉っぱなんかはすべて枯れて、春になってから葉っぱを出してくると思っていた私の中の常識が無くなりました。
自然から教えられることは多いと感じています。
そして、それらの変化をじっくりと眺めて、逆らわないように教わりながら板取の使い方を考えていこうと思っています。